2010年2月26日金曜日

ある種の降圧薬が認知症を防ぐ!

高血圧と認知症つながりでもう一つ。

心疾患はアルツハイマー病と関連があることが知られています。
ボストンの研究者が65歳以上の心疾患を持つ80万人(!!)を対象にした研究で、ある種の降圧薬がアルツハイマー病を防ぐことがわかりました。
それはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)で、日本ではニューロタン、ブロプレス、ディオバン、ミカルディス、オルメテック、イルベサルタン、アバプロ等の名前で手に入ります。

また、ARBとアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE−I)をすでにアルツハイマー病を発症している患者に同時に使うと早期の死亡を防ぎ、老人ホームへの入所を減らすことがわかりました。

もし血圧が高かったり、心臓病をお持ちで、降圧薬が必要なときは主治医の先生と相談してみて下さい。

参考文献:Nien-Chen Li, Austin Lee, Rachel A Whitmer, Miia Kivipelto, Elizabeth Lawler, Lewis E Kazis, Benjamin Wolozin. “Use of angiotensin receptor blockers and risk of dementia in a predominantly male population: prospective cohort analysis.” BMJ 2010;340:b5465,12 January 2010; doi: 10.1136/bmj.b5465.

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